【その6】歯列矯正は痛いと聞きました。
 −▼矯正開始直後、及び装置の調整直後に痛みを感じる場合があります。
歯列矯正により起こる痛みには大きく2種類あります。
▼1.針金に力をかけ、引っ張ることにより起こる痛み
 −歯列矯正は、歯に固定式の留め具をつけ、そこに細い針金やゴムを渡して締めていきます。
   針金やゴムには物理的に少しずつ引っ張る力をかけますので、矯正の開始初日から2〜3
   日間、及び毎回の調整から1〜2日間は、歯が浮くような違和感や、歯が締め付けられる
   ような感じ、かむと痛いといった症状が出ることがあります。しかし、この痛みは継続するわ
   けではなく、すぐに慣れることができます。毎回の調整後の痛みも最初ほどではありません。

▼2.矯正装置が唇の内側にあたることにより起こる痛み

 −歯に装着している矯正装置が唇の内側にあたり、キズをつけたり、口内炎になったりすること
   があります。こちらからご自身で装置に適宜装着していただくワックスをお渡ししますので、
   こういった症状が出た方は、装置にワックスをつけていただくと随分緩和されます。


これらの痛みは、回を重ねるごとに減少していきます。装置が歯についた時の違和感も約2週間程で慣れ、治療が進むにつれて落ち着いてくるようです。

「痛み」に関しては個人差によるものが大きく、痛みが強い方もあれば、逆にまったく痛みを感じない方もおられます。また、個人のお口の状況によっても痛みの有無や程度は異なりますので、一概に「歯列矯正=痛い」といった固定概念は取り外していただいたほうがいいもしれません。
ちなみに、当診療所で歯列矯正を開始して、「もう痛くて耐えられない!」と装置の除去を希望された方はまだおられません・・・。