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コラム
 −歯にまつわる身近な話題から、コラムを掲載しています−
 Colum No.2
 Title:
「審美歯科」     Columnist:足立 優
常に話題がある松田聖子さん、変わらず若々しいですよね。
ところで、彼女の口元、デビュー当時と著しく異なることにお気づきでしょうか?
少し前の話になりますが、彼女によってスキャンダルと共に脚光を浴びた
「審美歯科」、皆様はどのような医療だと認識されていますか?
「審美歯科」とは、「見た目に関わる治療に特化した歯科医療サービス」を意味します。
具体的には、歯を白くする「ホワイトニング」、歯の色に類似した材料を使用して虫歯治療を行う「充填治療」、かぶせやブリッジなどの修復物に「セラミックス」や「ハイブリッドセラミックス」を用いて自分の歯の色に合わせたり、入れ歯の土台の歯ぐき部分や人工の歯に自然観を装う細工をしたり、入れ歯を留めるバネが見えないように配慮するものも含まれます。その他、矯正治療や歯ぐきの整形、外科手術であごの形を変えるのも審美歯科の範囲に入ると言えます。要するに、口元や顔の表情を美しく見せ、魅力的な笑顔を作るのに関わる治療方法の総称ということです。

このような治療は、一般の歯科医療機関で受診することも可能ですし、日常的に歯科医師が配慮している事柄でもあります。ではなぜ、このような特殊な言葉で区別されるようになったのでしょうか?

一般的な歯科医療に対する認識は、保険治療に代表される治療内容がほとんどです。
保険治療は、最低限の機能的回復を前提としていますので、見た目に関しては個人的な嗜好の問題として捉え、保険診療が適応されません。このため、審美(見た目)に関わる部分だけを特化させる意図を持ってこのように扱われているのです。
  本来の歯科医療は、長期に治療経過が安定すること、十分な機能回復がなされること、見た目が自然であることなどすべてを包含したものとして考えられています。つまり「審美歯科」という特殊な呼び方を多用することはなく、この表現はきわめて「日本人的」と言えるのではないでしょうか?

松田聖子さんが受診した審美歯科治療は、すべての歯にセラミックスをかぶせる処置を行うと言う方法です。治療は数回の通院で行われたことが推測されます。以前の乱れた歯並びも整い、美しい口元に仕上がっているようです。

この口元が作り出す笑顔に悩まされた男性は後を立たないようですが、果たしてこの笑顔、天使の微笑みかそれとも悪魔の微笑みか、今後も彼女の活躍から目が離せませんね・・・。
                                               2004年8月5日  歯科医師 足立 優

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→映画「プリティ・ウーマン」


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